言葉あつめ

自作の詩を書いてます(*´ー`*)

コップのみず

目の前に コップがある



飲み干してから




ずいぶんと時間がたってる





いつ


注がれるかわからないそれを




眺める日々に



私は疲れた





眺めるのをやめたとき





あなたが




注いでくれた





まるで




それが当たり前のように




空になったコップに





なみなみと注がれたみずを




私は飲み干した




あなたは

また





空になったコップに



なんの躊躇いもなく注ぐ




そんなことを繰り返すうちに






あなたに注がれることに



私は


なれてしまう



喉の渇きなど




初めから無かったかのように。





やがて

私は気付くのだ




あなたのコップのみずが




もう

とっくに無くなっていることに。





私は



毎日すべて飲み干して




あなたに与える考えすらなく



あなたに与えられるばかりで





なんて

傲慢で



浅はかだったのか





そのみずに名前をつけるなら





きっと。