言葉あつめ

自作の詩を書いてます(*´ー`*)

ルーツ

白い壁に



赤いものがほとばしる




何度も 何度も




擦り付けられ




絵の具でも出せないような



濃厚な




赤のグラデーション




兄の



耳からは、血が




ああ私のなかには



この人の血が流れてる




噛み付く犬は



臆病で、噛むことしかできない。



父は




愛情と怒りとが



混じり合う




不思議な人だった。





恐怖を与えられながら、


私は愛を感じていた。




愛してると




言われていたように思う。




父は




今、自分の人生を悔いているだろう




父は




私を見て泣くだろうか。





憎むべき人なのに





私は





父を愛している。